部品加工の依頼に必要な情報まとめ|加工の基礎
部品加工とは、切削加工や板金加工、後処理加工により機械・装置の部品を製作する行為を言います。当社ではプラスチック・金属の部品加工に対応し、素材調達から完成までの全ての工程の加工が可能です。
部品加工に必要な情報
加工のお見積りには以下の情報が必要です。いずれも見積金額に大きく関わる要素であるため、お問い合わせの際には確認させて頂いています。
形状と寸法
お見積もりには製作する部品の形状と、大きさの情報が必要です。基本的に図面や3Dデータから確認します。また、手書きやExcelなどによる図でも、形状と寸法が分かれば問題ありません。
材質
素材の種類によって加工条件は大きく変わります。同じ形状でも素材によって材料費と加工費が大きく変動します。そのため、お見積もりには素材情報が必要です。決まっていない場合はヒアリングの後、最適な素材を提案させて頂きます。
数量
数量によって1個あたりの見積もり金額は変動します。加工のプログラム作成やセッティングのように数量に関係なく発生する工程があるためです。一般的に、数が多いほど1個あたりの費用は低くなります。
納期
特にお急ぎの場合に指定が必要な情報です。工場の状況によっては同じ形状でも対応可否が変わることがあるためです。また、部品加工の見積金額は納期も大きな要因です。急がない部品は長納期での加工に変更することで、コストダウンを図ることができます。
事前収集しておきたい情報
素材の種類と特徴
樹脂・金属を合わせるとメジャーなものだけでも200種以上の素材があります。素材の特徴を押さえることで、金属から樹脂素材に代替して軽量化したり、オーバースペック部分を適正な素材に変更してコストダウンを実現することができます。
当社では主に切削加工で使われる素材の一覧を各専門サイトにまとめています。部品加工に検討中の素材の特徴は、下記サイトをご参考ください。また、素材選定段階でのお悩み、ご相談ありましたらお気軽にお問い合わせください。
プラスチック切削加工素材一覧(当社プラスチック加工サイト)
金属切削加工素材一覧(当社金属加工サイト)
3D造形素材一覧(当社3Dプリンター出力サイト)
加工方法の種類と特徴
部品加工とは樹脂・金属素材の加工全般を指し、加工方法は多岐に渡ります。材質や形状・数・納期によって最適な加工方法は変わります。部品の品質や費用に直接関係するため、加工方法と特徴を押さえておく必要があります。
加工方法の選定には、まず部品の要件を把握するところから始まります。加工方法により得意・不得意があり、出せる精度の限界も異なります。高精度が必要であれば切削加工・研削加工、大量生産のコスト重視であれば鋳造、という具合に候補は変わります。
当社の対応する加工は、切削加工・3D造形・板金加工・放電加工・後処理加工(研磨や表面処理)です。図面の作成から後処理までの全ての工程を一括して担うことができます。加工方法の選定についてのご相談もお任せください。
Point
部品加工は、切削加工や板金加工、後処理加工により機械・装置の部品を製作するサービス全般を言います。加工依頼には部品の形状・寸法・数量・精度などの要件が明確である必要があります。
宇宙部品加工はStellaMechanicsにお任せください
当社ではプラスチック・金属の部品加工を1個から承ります。素材・加工選定から相談からお任せください。