エポキシガラス
名称
エポキシガラス
特徴
エポキシガラスはガラス繊維にエポキシ樹脂を含侵させた熱硬化性樹脂です。耐熱性が高く、連続使用温度は180℃です。断熱性・絶縁性に優れ、反りが出にくい素材であるため、プリント基板や電気、電子部品の素材として利用されています。
長所
耐熱性が高い
エポキシガラスの連続使用温度は約180℃、熱分解温度は250℃~350℃です。スーパーエンジニアリングプラスチックに近い耐熱性があります。
反りが発生しにくい
収縮率が低く、成型時の寸法精度が出やすく、加工後の反りが発生しにくい素材です。同じく反りが発生しにくいフェノール樹脂よりも、平行度や厚み一定さで優れています。
機械的強度が高い
引張強度と曲げ強度が高く、この2点はスーパーエンジニアリングプラスチックと同等かそれ以上の数値です。
注意点
エポキシガラスは耐衝撃性が低く、強い衝撃により欠けや割れが発生しやすい特徴があります。そのため加工の難易度も高く、慎重に進める必要があります。
エポキシガラスの加工
当社は切削加工によるプラスチック・金属の高精度部品加工を得意とするパーツメーカーです。
支給材料の加工、当社で材料を調達してからの加工のどちらにも対応可能です。
最小ロットは1図面・1個です。特注部品の加工、試作に対応いたします。量産体制も整えておりますのでご相談ください。
ご依頼は構想のみの段階からも承ります。打ち合わせの上、加工に必要な3Dデータ、検査のための図面を作成させて頂きます。
ご相談・お見積りは無料です。お気軽にご連絡ください。